日本人のくせ。
好きなことをする、ということとお金を稼ぐ、ということ。
そもそもベクトルが違うもの同士なので基本的に同列で話をすること自体ナンセンスと思ってるけど、
世の中そうじゃないのね。
好きなことをすると言う言葉もちょっとした罠で、好きなことをする=好きなようにする、ということではないけど大体これが、「=」になってる人が多い。
確かに好きなことがお金になることもあるけど、それは単純に結果論で、
大体好きでやってることで、好きにやってることはお金に結びつきにくい。
何故かと言うと、
好きにやる、と言うのは自分の感覚に合うことをする、と同じ意味なので、
例えば好きに作ったものを売るとなると、売れるのは同じような感覚を持ってる人だけです。
いいと思う感覚が似てるから買ってくれるから。
で、
そもそも似た感覚の人、同じものを見て同じように感じる人の方が世の中圧倒的に少ない。
逆から考えてみても、
お金を稼ぐというのはお金を出す人に喜ばれる、ということに他ならない。
と言うことは、
自分じゃなくて他人が喜ぶものでなくては売れない、お金にならないと言うことだ。
割と逆向きのベクトルなんよねこれ。
たまに好きなことして金稼げる人もいるけど、それこそたまたまの結果論だと。
好きなことで金稼ぐ人はいても好きにやって金稼げる人は圧倒的に少ない。
色んなことをゴチャゴチャにして考えるから勘違いが起こる。
勘違いで突っ走るから思い通りにいかないと憤る。
暇な人多いやな。
そんな時間の使い方ようせんわ。
勿体ない。